はじめに
【原種情報についてのご理解】
エケベリアは数百種の原種が記録されていますが、分類が古かったり、園芸品種と流通名が混ざっていたりと、情報がとても不安定です。そのため、文献・標本・生産者間の情報など、tanitanien独自に調べた内容も含まれていますが、必ずしも「これが絶対の正解」というものではありません。
原産地・学名・近縁種などの情報は、ひとつの参考として受け取っていただけると嬉しいです。
1. 分類
科:ベンケイソウ科
属:エケベリア属
種:laui
学名記載者: Moran & J.Meyrán
発表年: 1976年
正式学名:Echeveria laui Moran & J.Meyrán
2.花芽
Coming Soon (撮影次第掲載します)
3.原産地情報
自生地
メキシコ:オアハカ州(Oaxaca)固有
具体地名として、Tomellín Canyon(トメジン渓谷)周辺が“採集・探索記録”で繰り返し言及されています。
標高
標高は情報が割れます。
ある記録では、Tomellín Canyon の“支谷”という文脈で語られる一方、同渓谷内の高度差が大きく、「標高○m」というには情報が不足しています。
地質・環境
自生地はオアハカ州内の渓谷地帯に位置し、季節性の乾燥が強い岩質環境に生育。
土壌は極めて浅く、露出した岩盤や岩棚に近い場所に定着し、降雨期と乾燥期の差が明瞭な環境下で生育。
日照は強く、通風のある立地が多いと考えられています。
4.研究史
原種の発見・採集年
Echeveria laui は、メキシコ・オアハカ州の渓谷地帯において採集された個体をもとに認識された原種である。
採集には、1970年代にメキシコ各地で多肉植物の探索を行っていた Alfred Lau が関与したとされている。
正確な初採集年については明確な記録が残されておらず、1970年代初頭にかけて採集された可能性が高いが、詳細な年次は不明である。
正式な学名発表
1976年に John T. Moran および Jorge Meyrán García によって正式に記載され、
Echeveria laui Moran & J.Meyrán の学名が与えられた。
記載はメキシコの多肉植物専門誌 Cactaceas y Suculentas Mexicanas において行われ、エケベリア属内でも特に顕著な白粉に覆われた葉の形態が、識別上の重要な特徴として示された。
基準標本(タイプ標本)
本種の基準標本(タイプ標本)については、原記載論文における明確な所蔵先や標本番号が、公開情報からは確認できていない。
最後に
冒頭にも述べましたが、この記事に書いてある情報は、tanitanienが独自に調査した事を基に書いておりますので決して正確な情報ではありません事をご理解ください。なお、ラウイに関して情報をお持ちの方がおりましたら是非問い合わせフォームの方にご連絡ください。
