ロンギッシマアズタトレンシス|特徴と育て方

鉢植えに植えられた多肉植物「ロンギッシマ・アズタトレンシス」のクローズアップ。中心から広がる緑色の葉は赤く縁取られ、美しいロゼット状になっている。

はじめに

数あるエケベリアの中でも、独特の存在感を放つロンギッシマ・アズタトレンシス。エッジが赤く染まり、たくさんの子株が吹いて群生に育つ姿はとても魅了されます。

この記事では、ロンギッシマ・アズタトレンシスの魅力や情報、育成ポイントなどを書いていますので是非最後までご覧ください。

ロンギッシマアズタトレンシスの魅力

Coming Soon (撮影次第掲載します)

学名(科・属・種)

  • 学名 :E.longissima var.aztatlensis Meyran,1982
  • 科名 :ベンケイソウ科
  • 属名 :エケベリア属
  • 種名 :ロンギッシマ・アズタトレンシス
  • 名札に表記 :Echeveria longissima var.aztatlensis またはE.longissima var.aztatlensis

ロンギッシマアズタトレンシスの花芽

Coming Soon (撮影次第掲載します)

原産地

メキシコ オアハカ州 サン・ミゲル・アズタトラ(San Miguel Aztatla)

ロンギッシマ・アズタトレンシスは1982年、植物学者のJorge Meyran(ホルヘ・マエラン)氏によって記載・発表がありました。

標高2000m以上に自生しているそうです。

調べていると、論文を発表したのはホルヘ・マエラン氏だったのですが、もう一人この植物に関係のある採集家が出てきました。

採集家Felipe Otero(フェリペ・オテロイ)氏

この方は、メキシコを拠点に多肉植物やリュウゼツラン(アガベ)などの植物の種子や標本を収集し、そのコレクションに自身のイニシャルである「FO」と番号を付けています。

ロンギッシマ・アズタトレンシスも、この方が植物を最初に発見・採集し、その後、植物学者のホルヘ・マエラン氏がそれを基に変種として正式に記載したらしいです。

ちなみに、ロンギッシマ・アズタトレンシスは「FO-25」です。

特徴

ロンギッシマ・アズタトレンシスはエッジが赤く縁どられており、葉に赤い飛沫模様が紅葉時により強く出ます。

とても子吹きしやすく、群生株はとても見ごたえのある株になります。

エケベリアの花芽は地味なのが多い中、ロンギッシマ・アズタトレンシスは花芽がオニオオハシのくちばしみたいで南国のような色合いの美しい花が咲きます。

tanitanien ギャラリー

育成難易度(tanitanienの経験上)

★★★☆☆

私たちはロンギッシマ・アズタトレンシスを種から(実生)育てておりますが、私たちの環境下(ハウス栽培)では比較的容易に育ちますが、春先に葉裏がカビやすいので注意が必要な品種になります。

綺麗に育てるコツ

ロンギッシマ・アズタトレンシスは春先に葉裏がカビやすいので、春先はこまめな枯葉の除去、カビに効く殺菌剤を定期的に散布しています。

最後に

※上記内容はtanitanienである私達夫婦が独自の調査をした情報、育成の経験則になりますので、正確な情報とは言えません。参考として読んで頂けると幸いです。

なお、ロンギッシマ・アズタトレンシスに関しての最新情報などをお持ちで、上記とは異なる見解をお持ちの方は遠慮なくお問い合わせフォームの方にご連絡をお願い致します。

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