シャビアナペレグリナ|特徴と育て方

フリルのある葉が特徴的な多肉植物、エケベリア・シャビアナペレグリナの苗

はじめに

シャビアナペレグリナはその独特の葉の形と美しい色彩で多くの植物愛好家を魅了する多肉植物です。

この記事では、シャビアナペレグリナの魅力や情報、育成ポイントなどを書いていますので是非最後までご覧ください。

シャビアナペレグリナの魅力

動画で魅力をお伝えします

学名(科・属・種)

  • 科名 :ベンケイソウ科
  • 属名 :エケベリア属
  • 種名 :シャビアナペレグリナ
  • 名札に表記 :Echeveria shaviana’Peregrina’ またはE.shaviana’Peregrina’

シャビアナペレグリナの花芽

Coming Soon (撮影次第掲載します)

原産地

メキシコ ヌエボ・レオン州との国境に近いタマウリパス州 

ちなみに、シャビアナペレグリナは園芸品種であり、原種とされているシャビアナは

学名:E.shaviana Walther,1972

シャビアナは1972年に植物学者のEric Walther(エリック・ウォルター)氏によって正式に記載・発表されました。

発表論文では、メキシコのタマウリパス州とヌエボ・レオン州の境界付近、標高1850mの山岳地帯に自生しているとの事です。特に木の下にある湿った岩のくぼみなど、強い直射日光が当たらない半日陰の環境を好むようです。

ペレグリナとの関係

ペレグリナはこのシャビアナ(原種)の中から、よりフリルの多い葉などの特徴を持つ個体が人為的に選抜され、増殖された園芸品種となります。

特徴

シャビアナペレグリナは、動画でも分かるように、美しいフリルと共に葉数が増えるととても美しいロゼットを形成します。

個体差がとても大きくフリルが強い個体からフリルが弱い個体、色味も濃い個体から薄い個体まで、種から(実生)育成すると様々な個体が生まれます。個体差が強いため、更に選抜し育成するのは実生の醍醐味です。

tanitanienで育成しているシャビアナペレグリナも、色んな顔違いの苗が出てきております。

tanitanien ギャラリー

色の違い、フリルの強弱など個体差が見て分かります。

育成難易度(tanitanienの経験上)

★★☆☆☆

私たちはシャビアナペレグリナを種から(実生)育てておりますが、私たちの環境下(ハウス栽培)では比較的容易に育成できるため初心者の方にもおすすめの品種になります。

綺麗に育てるコツ

私達が育てているコツになりますが、水遣り後は葉に水が溜まった状態のままで放置すると葉が汚れてしまうことがあります。葉に溜まった水をブロワーなどで飛ばしています。

梅雨時期や夏時期には蒸れや病気にならないよう、枯葉はこまめにチェックして取り除いています。

最後に

※上記内容はtanitanienである私達夫婦が独自の調査をした情報、育成の経験則になりますので、正確な情報とは言えません。参考として読んで頂けると幸いです。

なお、シャビアナペレグリナに関しての最新情報などをお持ちで、上記とは異なる見解をお持ちの方は遠慮なくお問い合わせフォームの方にご連絡をお願い致します。

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